東側の凍った湖がཏུང་ལུང་མཚོ་ tung lung mtsho、西側の小川がབྲག་གཙང་པོ་ brag gtsang po源頭部です。見にくいですが、左下のスケールは上が1km、下が2000 feet。
一帯は、湖沼あるいは河川堆積物(比較的新しくて柔らかい地層)が分布し、後に網状あるいは蛇行河川によってそれらが浸食されてできた凹凸地形であることがわかります。
これは冬の画像です。慧海師が訪れた時期と同じ真夏ならば、もう少し緑があるのではないかと思います。それでもパラパラでしょうが。
今度はGoogle Earthを使って、gshang rnga riから西を見てみました。凹凸ははっきりしませんね。高低差があまりない凹凸地形であることはわかります。高低差は数m~十数mくらいかな?
右手奥の谷がbrag gtsang po下手と思われます。慧海師は、この谷間を目指して歩いて行ったのでしょう。
しかし、日本に居ながらにして、百年以上前に慧海師が見ていたのと同じ風景を見られるとはねえ・・・。
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