Chaurasi寺院群にはまだまだ見どころがあります。すごい場所なんですよ。
Lakshana Mata(लक्षणा माता)入口。驚愕のファサード(建物正面)です。もはやドアフレーム装飾の役割をはるかに超えています。やりすぎ!
ラダックのアルチ・チョスコル(ཨལ་ལྕི་ཆོས་འཁོར་ al lci chos 'khor)のドゥカン(འདུ་ཁང་ 'du khang)入口などを思い浮かべる人が多いと思いますが、そちらは11世紀のもの。
Lakshana Mataは700年頃の建立で、こちらが圧倒的に古いです。こういった凝った木彫はカシミールから伝わった、と考えられています。カシミールはイスラム化してしまったために、古い仏教・ヒンドゥ教木造建築が残っていないのですね。その失われたカシミール建築・彫刻の片鱗を知ることができる貴重な場所なのです。
もっとも、この彫刻多重ドアフレームは、インドではグプタ朝時代から現れます。カシミールが発祥の地というわけではありません。
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