2014年6月21日土曜日

Google IMEと仏教用語

次にGoogle IMEで仏教用語を試してみました。

灌頂(かんじょう) 閻浮提(えんぶだい) 脇侍(きょうじ) 點心(てんじん) 法界(ほっかい) 僧伽(そうぎゃ) 阿頼耶識(あらやしき) 舎利佛(しゃりほつ) 習気(じっけ) 預流(よる) 三世仏(さんぜぶつ) 胎蔵界(たいぞうかい) 般若波羅蜜多(はんにゃはらみた) 白毫(びゃくごう) 触地印(そくちいん) 虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ) 金剛薩埵(こんごうさった) 荼枳尼(だきに) 善財童子(ぜんざいどうじ) 有情(うじょう) 沙羅双樹(しゃらそうじゅ/さらそうじゅ) 発願(ほつがん) 四依(しえ) 無礙(むげ) 大印契(だいいんけい) 毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ) 結縁(けちえん) 羯磨金剛(かつまこんごう) 施餓鬼会(せがきえ) 優婆塞(うばそく) 楞伽経(りょうがきょう) 阿字観(あじかん) 微細身(みさいしん) 施無畏(せむい) 結跏趺坐(けっかふざ) 閼伽(あか) 頓悟(とんご) 阿毘達磨(あびだるま) 倶舎論(ぐしゃろん) 時輪(じりん) 悪趣(あくしゅ) 大般涅槃経(だいはつねはんぎょう) 秘密集会(ひみつしゅうえ) 摩訶衍(まかえん) 馬鳴(めみょう) 龍樹(りゅうじゅ) 四弘誓願(しぐぜいがん) 須臾(しゅゆ) 貝多羅(ばいたら) 阿閦如来(あしゅくにょらい) 尼連禅河(にれんぜんが) 羅睺羅(らごら) 維摩経(ゆいまぎょう)

きりがないのでこれでやめますが、仏教用語でもかなり使えることがわかります。

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いや、もちろん完璧ではありません。私が試したものでは変換成功率は8割位です。特にサンスクリット語音写漢字の成績はあまりよくない。

プロ(僧侶・仏教学者)にとっては、「あれも出ない、これも出ない、使い物にならん」でしょうが、アマチュアが仏教用語を扱う程度であれば、もう充分すぎます。とかく読みの難しい仏教用語を登録していく手間を考えたら、もう夢のようです。

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ただし、仏教用語は呉音が多く、通常の音と異なるものがかなりあります。そもそも読みがわからないので、漢字を一個一個拾って入力。あるいは読みを間違って覚えているので正しい漢字が出てこない、というケースが多いと思います。

漢字の字面から発音を教えてくれればもっといいのですが(注)、それはもうIMEの守備範囲外ですね。

でもGoogleなら、これもいずれやってしまいそうな気もする。そうなると、漢字辞典・中国語辞典周辺の検索システムが根本からくつがえるかもしれない。ちょっとワクワクするなあ。

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(注)

こうしてみると、仏教用語の読みって、「チベット文字→どう発音するの?」とあまり変わらないレベル。

ということは、漢字の字面から発音が楽に拾えるようになれば、次はチベット文字の上にカーソルを置くとチベット語(ウー・ツァン方言)発音が出てきて、ユーザー辞書を変えるとラダック語発音が出てくる、なんてのも可能になるかも。

そのためにやらなきゃならない仕事が膨大なのはわかってますが、明るい未来への妄想は楽しいものです。

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