HP州の旅はバスが中心となります。
Kalka-ShimlaやJogindernagar-PathankotのToy Trainなど、鉄道も興味深いのですが、HP州奥地への旅となると、交通手段はバスしかありません(注)。
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このバス旅がなかなかつらい。直線距離はたいしたことなくとも、道路がウネウネ曲がりくねっている上に高度差もあるので、やたらと時間がかかります。
おまけに便数が少ないので、ほとんどのバスはギューギュー詰め。半日立ちっぱなしもざら。その満員の中に羊を持ち込む客までいて、わけがわかりません。羊はおもらしするし。
いっそ屋根に乗る方が気持ちいいのですが、本来これは違法なので、車掌に降ろされることもしばしば。まあ、実際車内に入りようがない時は仕方ないので黙認されていますが。
屋根に乗っている時は、落ちないよう居眠り厳禁。とにかく揺れますから。あと、木の枝が顔面を直撃するので注意。
楽隊もバスで移動
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道路状況も悪い上に運転も荒っぽい。谷底へのバス転落事故のニュースも年に数回聞きます。
そんな状況ですから、旅行者はもとより地元の人々もバスに酔います。吐瀉物は窓から撒き散らし放題。だからバス後部の席では、窓を開っぱなしにしない方が吉。
バスから降りた直後は「あー、もう乗りたくない」とは思うものの、やっぱりやめられないのがヒマーチャル旅の魔力です。
ゲロでコーティングされたステキな車体
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(注)
車のチャーターなどは貧乏人には夢のまた夢、私にとってはチョイスの俎上にすら上がりません。調べる気もないので、金額とかは何も知らない。いつも、埃だらけの私の横を疾走して行くのを指くわえて眺めるだけ。
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