2015年3月31日火曜日

ヒマーチャル小出し劇場(26) Bharmaur ChaurasiのNarasinha像

Chaurasi寺院群のNandi(नन्दी)、Ganesh(गणेश)ときたら、最大の見どころNarasinha(नरसिंह)像を紹介しないわけにはいかないですね。






















すごい迫力。威厳も躍動感も圧倒的です。カシミール様式像の最高傑作と言っていいでしょう。

ネット上には布を取った全身像もありますから、探してみてください。さらに迫力アップです。

これらの像には銘文がちゃんと残っていて、寄進した王Meruvarman(Bharmaur/Chamba王初代)、作者Guggaの名までわかっています。だから700年頃の像だと言えるわけです。

2015年3月24日火曜日

ヒマーチャル小出し劇場(25) Bharmaur ChaurasiのGanesh像

需要があるようなので、Chamba(चम्बा)県Bharmaur(भरमौर)にあるChaurasi(चौरासी)寺院群の一角に祀られているGanesh(गणेश)像を。






















巻いた鼻の造形など見事なものです。実は下半身は腐ってなくなっていますが。

700年頃のものとされています。まさか!?と思うかもしれませんが、どうも本当らしいんですよ。この肉感的な造形は、当時流行のカシミール様式そのものですし。

Chaurasi寺院群については、

2014年3月4日火曜日 ヒマーチャル小出し劇場(8) のんびり寺院群チョウラースィー

をどうぞ。

2015年3月18日水曜日

ヒマーチャル小出し劇場(24) インド版ラテン・ゴンパ

Manali(मनाली)からVashisht(वशिष्ठ)へ向かう道すがら、崖下にそびえる細長い建物。























黄色い屋根からしてチベット仏教僧院であることはわかりますが、わざわざ訪れる人もいないようです。で、行ってみると、これが驚くことにラテン・ゴンパ(རྭ་སྒྲེང་དགོན་པ་ rwa sgreng dgon pa 熱振寺)のインド版だったんですね。ゲルクパ。

ラテン・ゴンパは、ラサ北方にあるカダムパ~ゲルクパの古刹。アティシャ(ཇོ་བོ་རྗེ་པལ་ལྡན་ཨ་ཏི་ཤ jo bo rje pal ldan a ti sha)の直弟子ドムトンパ(འབྲོམ་སྟོན་པ་རྒྱལ་བའི་འབྱུང་གནས་ 'brom ston pa rgyal ba'i 'byung gnas)が1057年に建てた僧院です。

著名僧院のインド版にしては慎ましやかですが、静かに修行するには悪くない立地と思います。

僧は小坊主さんを入れても数人。新しいものですが、壁画の出来もいいので、一度訪れて見る価値のある寺です。