2016年10月5日水曜日 広島大学ンガリー天文台
2017年3月14日火曜日 広島大学ンガリー天文台(続報)
で紹介した、西チベット・ンガリー(阿里地区)の「ガル山(注)」に建設した観測所にようやく望遠鏡が据え付け終わったそうです。
・読売新聞/YOMIURI ONLINE > 科学・IT > 松田祐哉/重力波、チベットから迫る…広島大が望遠鏡設置 (2017年11月12日 14時41分)
http://www.yomiuri.co.jp/science/20171112-OYT1T50024.html
作業は9月下旬~10月上旬だったそうで、もう気候は相当厳しくなっていると思われます。標高5130mの場所での作業はかなり大変だったでしょう。お疲れ様でした。
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しかし、この観測所に日本人研究者は常駐せず、日本から遠隔操作して観測するんだそうですが、大丈夫かなあ。中国~チベットは何が起きるかわからないので、想定外のトラブルがかなりありそうな気もするんですが・・・。
でも、trouble shootingが突発的に必要になったとしても、近くに飛行場もできているし、うまくいけば日本から1週間以内に現場に到達できるでしょう。冬はどうか知りませんが(笑)。
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何はともあれ、重力波天体の観測というのは、私もとても興味があるテーマなので、是非KAGRAと共に、日本初の重力波とその発信源天体の発見に結びついてほしいものです。
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(注)
観測所の場所は一般的には「ガー山」と呼ばれていますが、私は「ガル山」と呼びます。その理由については、2017年3月14日のpostをお読みください。
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